新型コロナの感染を調べる検査には、「PCR検査」「抗原検査」「抗体検査」の3つがあります。
みなさんはこの検査の違いが何か分かりますか? 聞いたことはあっても具体的な検査内容や何を検出しているのかって、ちょっと分かりづらいですよね。
ここでは3つの検査の特徴とどんな目的に適した検査なのかを分かりやすくご紹介します!
まずはこちらの検査方法の特徴の一覧を見てください。
PCR検査はウイルスの遺伝子、抗原検査はウイルスのタンパク質と、調べる対象は異なりますが、どちらも「いま現在ウイルスに感染しているか」を調べることができます。
新型コロナにかかった人と濃厚接触をしていた、発熱や咳、味覚異常などの症状が出て気になるという人は、PCR検査か抗原検査を選ぶといいですよ。
ただし、唾液採取によるPRC検査は、発症から9日以内(有症状の場合)でないと受けられないので気を付けてくださいね。
抗体検査はPCR検査と抗原検査と違って、「過去に感染していたか」を調べることができます。
私たちの身体はウイルスから感染を防ぐための「免疫(めんえき)」というシステムがあり、その際に生み出されるのが抗体です。
つまり、抗体は過去に身体がウイルスに抵抗した証拠なんです。
自分に新型コロナウイルスの抗体があるか知りたい、風邪の症状が治まったけれど新型コロナウイルスだったか知りたいという人は、抗原検査を受けてくださいね。
自分が感染しないことはもちろん、まわりに感染させないためにも、目的に合わせた検査方法の選び方を知っておくことは大事ですよね。
どの検査方法もセルフ検査キットが数千円で販売されていて、以前より手軽に新型コロナウイルスの感染を調べられるようになっています。
こうした便利な検査キットも利用しながら、ウイルスから自分や大事な人たちを守っていきましょう!
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