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一晩寝ても飲酒運転になる⁉ 知っておきたい、アルコールと車の運転のキケンな関係。

一晩寝ても飲酒運転になる⁉ 知っておきたい、アルコールと車の運転のキケンな関係。

2022年4月1日から道路交通法が改正され、企業・法人のアルコールチェックの義務化が拡大しました。
もちろん、仕事以外でのマイカー運転でも飲酒運転は絶対に許されません。

「ちょっと仮眠すれば大丈夫」、「一晩たったからお酒は抜けた」とよく言いますが、
実はそれには怖い落とし穴があるって知っていましたか?

そこで今回は、アルコールが身体に及ぼす影響を知り、飲酒運転がいかに危険かを再確認する情報をご紹介します。

 

アルコールが身体におよぼす影響とは?

日本の法律では、20歳から飲酒が認められています。
適度な飲酒は、ストレスの軽減や食欲の増進、血行促進、コミュニケーションの潤滑剤などのメリットがあります。

しかし、度を越えた飲酒は認知能力や判断力、運動機能が鈍り、ケガやけんかなどのトラブルや飲酒運転の原因になり、重大な事故や命に関わる事件を引き起こすことがあります。

短時間に大量のお酒を飲むと急性アルコール中毒を招く危険性があり、最悪のケースでは死につながる場合も。
長期にわたる大量飲酒も、肝臓をはじめとした臓器の正常な働きを妨げるだけでなく、アルコール依存症のリスクも高め、身体的にも精神的にも健康を保てなくなる可能性があります。

 

「酔う」ってどんな状態?

お酒に酔うとは、血液に溶け込んだアルコールによって脳が麻痺することです。
酔いの程度は血中アルコール濃度によって6段階に分けられています。酔いの進み方には個人差があるので、自分の状態を知る目安としてぜひ覚えてください。

アルコール血中濃度は、実験的に得られた簡易式で計算できます。

 

アルコール血中濃度の計算式(目安)

 

アルコール血中濃度と酔いの段階

酔いの6段階は下記の表の通りです。
楽しくお酒を飲めるのは「ほろ酔い期」までで、酔いが進むにつれて知覚や運動能力が鈍り、「昏睡期」になると脳全体に麻痺がおよび、最悪の場合は死に至る危険性もあります。

 

アルコールは思っているより体に残る

体内ではアルコールは体重1kgにつき、1時間に約0.1gを分解するといわれています。
個人差はありますが、体重約60~70㎏なら1時間におよそ5~7g程度とされ、500mlの缶ビール1缶(アルコール含有量20g)の場合は約3~4時間、2缶だと約6~7時間かかることになります。
お酒に弱い人や女性だと、もっと長くかかると考えられます。

お酒を大量に飲んだり、夜遅くまで飲んだりした翌朝は、たとえ酔いを感じていなくてもアルコールが体内に残っている場合があります。
翌日に車を運転する予定があるのなら、それを考慮した飲酒時間や飲酒量を心がけることが重要です。

アルコールには「お酒の1単位」という摂取量の基準があり、純アルコールに換算して20gが1単位となります。身近なアルコール飲料でいくと、ビール中びん1本(500ml)、缶チューハイロング缶1本(500ml)、日本酒1合(180ml)が1単位になります。

 

アルコール量計算式

 

お酒の1単位

 

飲酒運転と事故の関係

お酒を飲んで車を運転することを飲酒運転といいますが、大きく分けて「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」の2つがあります。

 

酒気帯び運転とは

身体にアルコールを保有する状態で運転する状態を指し、呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15mg以上、血中アルコール濃度が0.03%以上の場合をいいます。

 

酒酔い運転とは

アルコールの影響で正常な運転ができないおそれがある状態を指します。客観的に見て酔っぱらっている状態だと判断されれば、呼気中のアルコール濃度に関係なくその場で検挙されます。

お酒の酔いは自分が思っているよりも注意力や判断力、運動能力を低下させ、「気が大きくなってスピードを出し過ぎる」、「車間距離の判断を誤る」、「危険の察知が遅れる」、「ブレーキの踏み遅れ」など、交通事故に結びつく危険性を高めます。
警察庁の調べでは、飲酒運転の死亡事故率は飲酒なしの場合の約9.2倍ときわめて高く、飲酒運転がいかに危険な行為であるかを物語っています。

※警察庁交通局ホームページより

飲酒運転で人身事故を起こすと、危険運転致傷罪や過失運転致死傷罪が適用され、重い懲役刑が科せられます。
飲酒して運転した本人はもちろん、同乗者や一緒に飲んだ人、お酒を提供した人も罰せられるので、
「飲酒運転を絶対にしない、させない、許さない」
という意識を日ごろからしっかり持つことが大切です。

飲酒運転の罰則

※すべて前歴およびその他の累積点数がない場合
※「欠格期間」とは、運転免許が取り消された場合に再度運転免許を受けることができない期間

 

上記は一般のドライバーを対象にした罰則ですが、プロドライバーを雇用している運送業界などでは、呼気1リットル中のアルコール濃度が0.00mgでしか運転が認められていません。
ドライバーが業務中に飲酒運転を起こした場合には、企業にも行政処分が科されます。車両や事業の停止処分を受けると、ドライバー自身の免許の取り消しや失業だけでなく、企業も社会的信用を失って経営が立ち行かなくなる可能性があります。一人ひとりはもちろん、企業全体でも飲酒運転を防止する対策や意識づくりが求められます。

運送会社の飲酒運転に対する行政処分

 

お酒を飲んだ後の運転前に気を付けること

一般的に、お酒を飲んだら7~8時間は空けるといいといわれていますが、大量にアルコールを摂取すると、分解するのに時間がかかり、朝になっても体にアルコールが残っていることも。
車の運転は、お酒がきちんと抜けたのを確認してから行うようにすることが重要です。

気になるときは、「アルコールチェッカー(アルコール検知器)」でセルフチェックするという方法があります。
2022年4月に道路交通法が改正され、10月からは乗車定員が11人以上の白ナンバー車を1台以上保有する事業所、または白ナンバーの社用車を5台以上保持する事業所は、検知器によるアルコールチェックが義務化されます。
そのため、アルコールチェッカーをすでに使っているという方も多いのではないでしょうか。

ポータブル式のアルコールチェッカーなら個人でも購入しやすい価格なので、お酒をよく飲む人は、もしものときのために1台持っておくのもおススメです。


  • ポータブルアルコールチェッカー
    ¥3,278
  • 付属のマウスピースを市販のストローに交換可能。
  • 【仕様】USB充電式
    【本体サイズ】約W34×H120×16mm
    【重量】約36g
    【生産地】中国

  • 乾電池式ポータブルアルコールチェッカー
    ¥2,980
  • 付属のマウスピースを市販のストローに交換可能。
  • 【仕様】乾電池式
    【本体サイズ】約W36×H118×18mm
    【重量】約30g(乾電池除く)
    【生産地】中国

まとめ

飲酒運転に対する罰則の強化や啓発運動などの取り組みによって、ピーク時の2000年度に比べると飲酒運転の事故件数は大幅に減っていますが、いまだに飲酒運転をするドライバーがいるのは事実です。
飲酒運転は最悪の場合、自分や事故の相手の命を奪い、自分自身の人生だけでなく、家族や周囲の人も不幸に巻き込んでしまいます。
「飲酒運転を絶対にしない、させない、許さない」
この気持ちを忘れずに、マナーとルールを守ってお酒を楽しんでくださいね。

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